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日本歯周病学会認定医だからこそできる
食と生活からのサポート
虫歯や歯周病になりやすかったり、歯周病がなかなか改善されなかったりする場合、食生活や生活習慣が関係していることがあります。当院では、お口の健康をお守りすることはもちろん、歯周病の専門家として食や生活習慣など身体全体からも“根本的な予防”の観点でお口のサポートをさせていただきます。そして、食や生活習慣の改善を行うことで、お口だけでなく全身の健康もお守りし、生涯幸せな人生をお送りできるよう診療を行っています。
Dietary
食事、生活を見直して健康なお口に
食事のタイミングや嗜好品の有無、ケア習慣、睡眠時間……。食事、生活習慣は、お口の健康に大きな影響を与えていることをご存じですか?
藤沢の歯医者「オーラルケアクリニック藤沢」では、虫歯、歯周病などの治療・予防処置のご提供だけでなく、食育や生活習慣改善のサポートを行っています。 一緒に食事や生活を見直し、健康なお口になりましょう。
食育が重要な理由
「食育」とは、さまざま経験を通じて「食」に関する知識を身につけ、バランスのよい「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を送れるようにすることをいいます。
一見当たり前のことのように思われますが、今日、食事に問題がある子どもが増えているのが事実です。食べるものや時間に偏りがあると歯の生え方や舌の機能が正しく発達せず、歯並びや噛み合わせが乱れたり、お口の環境が悪化して虫歯や歯周病になりやすくなったりするのです。
本来子どもは、歯の生え方や舌の機能の発達に伴い、きちんと毎日の食事をとることでお口の機能が育っていきます。そこで当院では歯科の専門家という立場から、お子様の健やかな成長のために正しい食生活についてのアドバイスをさせていただきます。
食育によって乳児期からお口の正しい機能を身につけていけばよりよいお口の環境がつくられ、虫歯・歯周病の予防につながるのは言うまでもありません。食育とは、それだけ重要なものなのです。
お口の働き方といい食べ方
食事をするときのお口の中でおこっていること
1:歯の表面 | 2:脱灰 | 3:再石灰化 | |||
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1:歯の表面 | 食べ物や飲み物の糖分をえさにして、虫歯菌が『酸』を作ります。 |
2:脱灰 | 歯の表面のミネラル成分を酸が溶かし、やがて歯に穴をあけます。 |
3:再石灰化 | だ液の働きで歯の表面が中性に戻り、溶けた出した成分が歯を修復します。 |
規則正しい食習慣は虫歯になりにくい
食事をすると虫歯菌が酸をつくるため歯垢のpHが酸性に傾き、一時的に脱灰をおこします。しかし、だ液の働きで時間とともに歯垢のpHは中性となり再石灰化がおこります。 そのため、規則正しい食習慣は、修復する時間を充分に確保することができるため虫歯になりにくいのです。
間食が多い食習慣は虫歯になりやすい
間食が多い場合、1日のうちでお口のなかが酸性になる時間が長くなってしまうため、再石灰化する時間が短くなってしまうため、虫歯になりやすくなります。
大人の生活習慣がお口に与える影響
次のような生活習慣がある方は、虫歯になりやすい傾向があります。
- ブラッシングは1日に1回以下しかしない
- だらだらと間食する習慣がある
- 甘いものをよく食べる
- 飲み物は炭酸やジュース、甘いコーヒーなどが多い
- 歯医者にはしばらく行っていない
このような方は、お口の中に歯垢がたまって虫歯菌が増殖しやすくなります。虫歯菌は食べ物の糖分をエサにして酸を出し、虫歯をつくります。
初期には自覚症状がないため、「気づいたときには虫歯が進行していた」ということにならないよう、「毎日きちんとブラッシングする」「食べる時間を決める」「甘いものは控えめにする」「歯医者に定期検診に行く習慣をつくる」」など生活習慣を変え、虫歯を予防しましょう。
また喫煙習慣がある方は歯周病になるリスクが高いのが特徴です。歯周病は生活習慣病などを招くリスクも高めてしまうため、お口と全身の健康のためには禁煙することをおすすめします。
一緒に原因を探し、改善を目指しましょう
歯周病の患者さんで治療をしてもなかなか症状が改善しない場合、食事や生活習慣の中に原因が隠れている可能性があります。そこで当院では食事の記録をつけていただき、原因を探求。患者さんの生活を知ることでより深い信頼関係をつくり、患者さんの治療に対するモチベーションを高めていただけるようサポートします。
またお子様の食事指導を通じて、ご家族の方も含め家族単位での健康増進を促せればと考えています。お口や体の健康をつくるものは食べ物であり、その大切さを多くの方に知っていただきたいのです。
当院では女性医師が対応しますのでご相談いただきやすく、女性目線からのアドバイスが可能です。どうぞどんなことでもお気兼ねなくお声がけください。